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野口英世記念館について
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素顔の英世

素顔の英世Hideyo as His Natural Self

寝る間を惜しんで研究をし、多くの研究成果を残した英世ですが、
釣りや絵画、チェス、将棋など多才な趣味の持ち主でもありました。
また余暇は、ニューヨーク郊外のシャンデーケンの別荘で家族や友人と過ごしました。
別荘の裏には川が流れ、近くには湖もあるシャンデーケンの風景を、英世は、故郷猪苗代に似ていると気に入っていました。
フレキスナー博士に贈った金時計
野口英世が恩師フレキスナー博士に贈ったティファニーの金時計です。金色が映える赤い箱に納められていて、英世のおしゃれな一面が表れています。
英世のカラー写真
ガラス乾板に自然と色が浮かび上がるカラー写真の技術は、当時、最新のものでした。英世は1914(大正3)年に、自らが被写体となりカラー写真を撮影し、小林栄先生に送りました。カラーであることを意識して、胸には黄色い花を挿し、背景には赤色のバラを配しています。
英世に贈られた勲章
英世は生涯で15か国から学位や勲章を授けられています。梅毒スピロヘータの研究が評価されて1915(大正4)年に受賞した帝国学士院賞恩賜賞は、当時のわが国の最高の栄誉でした。パリ大学の学位を受けた時に贈られたフードはトリコロールカラーで、フランスらしいおしゃれさがうかがえます。

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